梅田芸術劇場へ念願叶って『モーツァルト!』観劇に
照明や舞台装置、衣装、音楽、振付、出演者の皆さま…オープニングから目頭が熱くなるほど『モーツァルト!』という作品の世界全てに心を奪われ、終始興奮状態でした
私には『神童』と呼ばれるような才能はありませんが、ヴォルフガング・モーツァルトとその父レオポルトの関係を私自身と父に重ねてしまい、涙腺は常に崩壊状態(笑)
思いを託された台詞や歌…紡ぎ出される言葉たちに心は揺さぶられっぱなしでした
私にとって舞台は、舞台上で生きる全ての人物に思いを馳せることで、日常生活では自分自身の感情を優先してしまい見逃してしまっている『誰かの思い』に気づける場所です
様々な環境で育ち、異なる立場に立ち、迷い苦しみながらも誰もがそれぞれの正義や信念を貫き生きようとしている…頭では解っていても気持ちがなかなか追いついてくれない実生活とは違い、舞台を観ているときは素直に受け入れることが出来ます
大人になるとあたかも自分1人で生きているような錯覚に捕らわれがちですが、実はたくさんの愛や優しさに囲まれて生かされているんだということを改めて感じることが出来ます
だからこそ自分自身を見つめ直す大切な場所でもあります
舞台を観ている間は、誰の目も気にせず余計なものを全部剥ぎ取って、自由に喜怒哀楽を表現してしまうので、『お一人様』率の高い私
…が、今回は母も一緒
あまりの娘の涙腺崩壊ぶりに、母はコンタクトの調子が悪過ぎて、目が開けていられないくらい痛いんだろう…と不憫に思っていたんだとか…
違いますよ
コンタクトのコンディションはバッチリですよ
観劇後、大阪公演千秋楽までにもう一度観ねばと思わずチケットを購入
幸せ過ぎます
素敵な時間をありがとうございました
※写真は大好きな『モーツァルト!』の楽曲が収録されたCDです
睡眠学習みたいに聴いているだけで、歌唱力がアップすれば良いのに(笑)
逢生英里
- 2011/01/18(火) 23:26:36|
- 日記
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